明日からでも始められるモーニングルーティンを徹底紹介!

「身についた習慣は知らぬ間に深くしみこむものだから、いつしか生まれつきの性質のようになる」

という意味を持つ「習慣は第二の天性なり」という諺がありますが、何事もまず習慣にするまでの努力が必要となることが多いかと思います。

特に毎日が忙しい社会人にとって、朝の時間は大変貴重です。

しかし、出来るだけ手軽に何かしらのモーニング・ルーティンを身につけたいと考えると、具体的にどのような方法が取り入れやすいのでしょうか。

白湯を飲むことによる効果

就寝中人は約200mlの汗をかき、真夏の熱帯夜であれば約500mlもの汗をかいています。

起床時には汗をかいた分だけ水分が失われている為、それを白湯を飲むことで、より効果的に補給することが出来ます。

白湯で胃腸が温まり、内臓の動きが活発になると基礎代謝を向上させる効果が期待出来ます。

内臓温度が上がることにより基礎代謝が上がり、痩せやすい体質を得ることへも繋がります。

起床時に白湯を作り、朝飲む分以外をマイボトルに入れて職場に持参すると、冷房の効いたオフィスでも飲むことが出来るので、冷え性改善への効果も期待出来ます。

朝食にフルーツを食べることのメリットは?

白湯を飲むことで内臓温度が上がり、胃腸の消化機能が活発になったところで、一日活動する為の栄養を摂る必要があります。

フルーツはビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれており、加えて調理方法も切るだけ、皮を剥くだけといった手軽さから、時間に余裕のない朝であっても、朝食として簡単に用意出来るものだと思います。

特に柑橘類やイチゴ、リンゴ、バナナなど通年スーパーで手に入りやすいフルーツであれば価格も手頃であることが多い為、比較的取り入れやすいと考えられます。

ビタミンCには、コラーゲンの合成をサポートし、丈夫な血管や筋肉、皮膚を作るのを助ける効果が、ビタミンEには血行を促進する働きがあり、食物繊維には腸内環境を整えて便秘予防の効果もあることから、これらの栄養素を一日の始まりにしっかり摂ることで、将来の美容・健康にも繋がっていくこととなるのです。

無理のない適度な運動

私達の身体は、就寝の3時間ほど前から意識して副交感神経の働きを高めて体をリラックス状態にさせ、起床後徐々に交感神経に切り替えることで、心拍数をあげたり血管を収縮させたりするなど、体を活動的に動かすことが出来ます。

起床後すぐの激しい運動は体に負担がかかってしまいますが、適度な運動をすることで切り替わった交感神経の動きを手助けする効果も期待出来ます。

軽いストレッチであれば血流が良くなり、特に、体に占める割合の大きな太ももの筋肉や関節を大きく動かすことで基礎代謝の向上にも繋がる可能性があります。

また、腹筋を動かすことを意識すると、腸の動きが良くなり便秘解消効果に繋がるだけでなく、肌荒れ改善にも期待出来ます。

外出時の紫外線対策

体が活発に動けるような状態になったら外出をしましょう。

しかし、自宅を出る前に忘れてはならないのが紫外線対策です。

UV-Aは雲や窓ガラスを透過してシミやしわ、たるみの原因となる紫外線、UV-Bは主に屋外で浴びることとなり、日焼けや乾燥の原因となる紫外線ですが、いずれにしても何も対策を取らなかった場合、肌に対するダメージは大きいものとなります。

昨今、紫外線量が着実に増加していることを踏まえると、日々の活動スタイルや、自身の肌にあったスキンケアを習慣化することが、長期的に見た場合重要なことであると考えられます。

まとめ

毎日の取り組みは小さなことですが、これは三日坊主にならないようにするためです。

ダイエットなどの場合、短期的な成果を求めようとしがちになるかと思いますが、成果が出ないとすぐに挫折してしまっては非常にもったいないと思います。

長い目で将来なりたい自分をイメージし、小さな目標を積み重ねていくことが重要なのではないでしょうか。