【江戸川区】おすすめウォーキング・ランニング場所を徹底紹介！

東京23区で最も東に位置する江戸川区は、江戸川と荒川が左右に流れる水の街として知られています。

自然も豊かで、江戸川河川敷で開催される江戸川花火は、全国でも有数の規模を誇ります。

また、小松菜の発祥地としても知られ、全国有数の産地です。

江戸風鈴や江戸扇子など、数多くの伝統工芸品が作り続けられており、インバウンドのお客様も多く訪れます。

そんな見どころたっぷりの江戸川区で、快適に楽しくウォーキングやランニングができるスポットをご紹介いたします。

江戸川区おすすめウォーキング・ランニングコース

京成本線江戸川駅〜小岩菖蒲園〜篠崎公園〜都営新宿線篠崎駅コース

サイクリングロードも整備されている江戸川河川敷。

江戸川沿いの道は幅が広く、ウォーキングやランニングにも最適です。

河川敷には野球やラグビー場などがあり、様々なスポーツを嗜む人々が集まる場所として親しまれています。

また、途中にはとても自然豊かな篠崎公園があり、ぐるりと周ることもできます。

（約4.5km・ウォーキング所要時間１時間）

A.小岩菖蒲園

江戸川駅を下りて北へ上がると、江戸川河川敷には約5万本もの花菖蒲が一面に咲き誇ります。
見頃は5月〜6月。
圧巻の景色に、毎年多くの見物客が集まります。

B.善養寺

国の天然記念物に指定されている、樹齢600年以上の「影向のマツ」がある善養寺。
その枝張りは31m四方にもおよび、日本一の大きさです。
神仏の姿といわれるその佇まいは、息をのむ迫力です。

C.興農親水緑道

北篠崎バス停から横道にそれると、鹿骨街道まで続く興農親水緑道があります。
街路樹が並ぶ歩道で、安全にウォーキングをすることができます。

D.篠崎公園

野球場やテニスコートなどがあり、子どもも大人も楽しむことができる篠崎公園。
無料で利用できるバーベキューもあります。
ドッグランがあるので、犬の散歩にも最適です。
自然も豊かで四季折々の風景を楽しみながら、ウォーンキングやランニングを楽しむことができるでしょう。

E.篠崎駅

都営新宿線篠崎駅〜篠崎ポニーランド公園〜篠田堀親水緑道〜都営新宿線一之江駅コース

篠崎ポニーランド公園あたりで江戸川はふた手にわかれ、旧江戸川以東はもう千葉県市川市になります。

川を眺めながら進めるのはここまでなので、途中から南西に伸びていく篠田堀親水緑道がウォーキングやランニングには良いでしょう。

（約6.5km・ウォーキング所要時間1時間20分）

A.篠崎駅

B.篠崎ポニーランド公園

無料でポニーに乗ったり、触れ合ったりすることができます。
8頭のポニーと、2頭の白いやぎ、2頭のミニブタがのんびりと暮らしています。（2020年4月現在）
みんなかわいい顔をしていて、とても癒されます。

C.篠崎水門の桜

江戸川と旧江戸川にわかれる分岐点である篠崎水門。
その堤防には桜並木があり、春には見事な桜を眺めることができます。
まるで桜のトンネルのように、空を覆い尽くすほどです。
篠崎水門は都内でも有数の桜の名所で、日露戦争後の1900年初頭に植樹されてから、この地に根を張って約120年もの月日が経ちました。

D.篠田堀親水緑道

篠崎ポニーランド公園入口から南に伸びる篠崎街道へ入り、途中赤いポストの近くに「篠田堀親水緑道」と書かれた石があります。
その石の上にはユニークな石像がのっています。
緑道を歩いていくと、所々に違った石像がのった石があるので、探しながら歩くのも楽しいかもしれません。

E.一之江駅

都営新宿線一之江駅〜葛西臨海公園コース

都営新宿線一之江駅から環七通りを南へまっすぐ下ると、葛西臨海公園に到着します。

大きな道路で車の交通量が多いので、気をつけて進む必要があります。

円形の噴水が目印の総合レクリエーション公園を過ぎれば、ゴールの葛西臨海公園が目前です。

（約5km・ウォーキング所要時間1時間5分）

A.一之江駅

B.環七通り（都道318号線）

大田区から江戸川区へ縦断する環七通りは、ラーメン激戦区としても知られています。
人気ラーメン店がひしめき合うこの通りは美味しそうな誘惑がとても多いですが、たまには頑張ったご褒美に召し上がってみてはいかがでしょうか。

C.葛西臨海公園

東京湾に面した都立公園で、都内最大規模の敷地面積を誇ります。
葛西海浜公園や葛西臨海水族園など、様々な施設が併設されており、一日中遊べる人気スポットです。
葛西渚橋を渡って行くことのできる西なぎさでは、砂浜が広がり海風を浴びながらのバーベキューができます。
反対側にある東なぎさは、人間は立ち入り禁止の鳥や貝たちのための島です。
自然との共存を肌で感じることのできる素敵な公園です。

都営新宿線船堀駅〜葛西臨海公園コース

葛西臨海公園へは、船堀駅から向かっても一之江駅からと同じくらいの約5kmの道のりです。

船堀街道（都道308号線）は、片側1車線で自転車走行用のスペースが用意されているところもある比較的穏やかな道です。

歩道も広く、歩きやすいでしょう。

清新一中北の大きな交差点がちょうど中間地点で、景色が少し変わります。

（約5km・ウォーキング所要時間1時間5分）

A.船堀駅

B.江戸川区自然動物園

入園無料の区立動物園で、たくさんの動物に出会うことができます。
特別天然記念物に指定されているニホンコウノトリや、幾何学的で面白い模様が特徴のホウシャガメ（マダガスカルホシガメ）、長い鼻が目をひくオオアリクイ、立っている姿がなんともかわいらしいオグロプレーリードッグなど、珍しい動物が飼育されています。
ふれあいコーナーでは、ヤギ、羊、ウサギなどといった動物たちとふれあうことができます。

C.ダイヤと花の大観覧車

葛西臨海公園に到着すると、日本最大級の大観覧車が迎えてくれます。
最高到達点は地上117m。
30階建てビルに相当する景色は、大満足の迫力です。
レインボーブリッジや東京スカイツリー、さらに富士山まで見ることができます。

江戸川〜荒川横断コース

江戸川区をはさむように流れる豪壮な二つの一級河川、「江戸川」と「荒川」。

大きな河川にはさまれた現在の江戸川区あたりは、かつて半農半漁の町として栄えました。

京成本線江戸川駅を下りてまっすぐ、ひたすら国道14号線を進めば荒川にたどり着くことができます。

（約5km・ウォーキング所要時間1時間5分）

A.江戸川駅

B.田子ノ浦部屋

第72横綱稀勢の里・荒磯親方が籍を置く、田子ノ浦部屋。
力女から大きな人気を集める高安も所属しています。
運が良ければ、出会えるかもしれません。

C.小松川境川親水公園

水上アスレチックや飛び石など、様々な水遊びのできる公園です。
春夏秋冬、それぞれ違った顔を持つ公園内は、ウォーキングも楽しくなります。

D.荒川

小松川運動公園〜都立大島小松川公園〜都営新宿線東大島駅コース

荒川と旧中川に囲まれたこのエリアは、自然と歴史が大いに楽しめる場所です。

ウォーキングやランニングをしていると、風景や四季を感じることも楽しみの一つになります。

見どころ満載で、気づけば想定以上の距離を進んでいるかもしれません。

（約4.5km・ウォーキング所要時間1時間）

A.小松川運動公園

北側にある平井運動公園と合わせて、「荒川グラウンド」と呼ばれる公営の運動公園です。
休日には、少年たちが野球の試合をしているのを眺めながら荒川沿いを歩くことができます。
蔵前橋通りを過ぎると、お花畑が広がります。

B.都立大島小松川公園

約25万平方メートルの敷地を有し、テニスコートやサッカー場、アスレチックのある自由の広場などがあります。
防災公園として作られた公園で、災害時には約20万人の避難場所になります。

C小松川千本桜

荒川沿いの小松川橋から南側は、小松川千本桜と呼ばれる桜の名所です。
約2kmに渡って1000本もの桜の木が並びます。
毎年春に開催されている「小松川千本桜まつり」は多くの人で賑わいます。

D.東大島駅

都営新宿線一之江駅〜新川〜船堀駅

都営新宿線の一之江駅と船堀駅は、たった一駅ですが、南へ下って新川沿いを歩いて北へ上がるというコースもおすすめです。

短い距離ではありますが、春に咲き乱れる新川千本桜が見どころ。

桜の季節以外でも、夏には青々と茂る緑の木が並び、秋には赤や黄に色づいた木々を楽しめます。

（約5.5km・ウォーキング所要時間1時間15分）

A.一之江駅

B.新川千本桜

東西を走る新川は、旧江戸川と中川を結びます。
両岸に遊歩道が整備され、ずっと桜の木が並んでいます。
春がやってくるのが待ち遠しくなるようなコースです。

C.一之江境川親水公園

新川の途中、新渡橋の信号を北に上がると、一之江境川親水公園の入り口が見えます。
ここから今井街道まで、約3.2kmほど遊歩道が続きます。
極力自然に近い形での水辺が作られ、様々な昆虫や魚が生息しています。
この道を上がって行くコースもおすすめです。

D.船堀駅

ウォーキング・ランニングは気分転換にも最適

江戸川区はとても自然が豊かで、桜の名所もたくさんあります。

そして、江戸川花火大会や葛西臨海公園など、多くの人が集まる場所でもあります。

ウォーキングやランニングは健康に良いだけではなく、気分転換やストレス発散にもなります。

ぜひ、いろんな道や公園で四季折々の香りを感じながら、楽しんでください。