外出自粛中の自炊を無理なく続けたい!4つのコツやおススメ簡単レシピをご紹介

新型コロナウイルスの影響で外出を控えている方は多いと思います。
それと共に「自宅での自炊が増えた」との声もよく聞きますが、毎日献立を考えて料理するのはやはり大変なこと。
買い出しだけでなく、料理のレパートリーにも困ってしまいますよね。

そんな時に少しでも気持ちを楽にしたければ、今まで外に向けていた視点を内側(自宅での生活)へシフトすることが大切。
具体的には、今回で言う「自炊」という分野に自分のこだわりを加えてみる等のちょっとした工夫が積み重なっていくことで毎日の生活が彩られるのではないでしょうか。

本記事では“無理なく自炊を続けるための4つのコツ”や、外出自粛中に気になる“「むくみ」の予防・改善に繋がる簡単レシピ”をご紹介します。
日々の暮らしを少しでも楽にするため、是非参考にしてみてください。

外出自粛中の自炊を無理なく続ける4つのコツ

①とにかく楽しむ

外出自粛中は、どうしても人と話す機会が減ってしまいます。
さらに、自宅で出来ることが限られてくるので一人暮らしを中心に毎日の生活がパターン化されがちですが、その中に自炊を楽しむというスパイスを加えてみてください。

自作料理への挑戦や、自分好みの味付けにアレンジするのも一つの手。
他人に出すのではなく、自分や家族のための料理なのでレシピや味にこだわりすぎる必要はありません。
いかに調理時間を楽しめるかが、自炊のモチベーションを高めることに繋がります。

②ひと工夫で飽きの来ない料理を生み出す

他人との接触を避けるために買い出しの回数を今までよりも減らしている方は多いと思います。
しかし、自炊する回数はそれに反して増加。
買い溜めしておいた数日間分の食材を少しずつ使いまわしていると、料理の系統や味付けが似たり寄ったりになって飽きてきませんか。

そんな「料理のマンネリ化」を防ぐために必要なのは、何も大きな変化ではありません。
いつもなら使わない調味料を隠し味として入れる、調理法を変えてみる、等のちょっとしたひと工夫を施して同じ食材でも全く違う味わいを生み出してみましょう。

③洗い物の数を減らす

自宅で料理をした後、必ず付いてくるのが調理器具や食器の後片付け

洗い物が苦になってしまう方は、以下のような方法を試してみてください。

まずは、「調理器具」の洗い物を減らす方法をご紹介します。

【まな板に牛乳パックを敷く】
開いた牛乳パックをまな板に敷くことで、カットする食材が直接触れるのを防ぎます。
特に、肉や魚等の生ものを切る時に大助かりの方法です。
【ボウルをトレーやビニール袋で代用】
元々食材が乗っていたトレーは、そのまま調理時にボウルとして使用可能。
そのほか食材への下味付けをビニール袋に入れて行う等の工夫によっても、洗い物を減らすことが出来ます。
【油っぽい食材は袋の上からカット】
揚げ物や総菜パンのようなべたつくものは、その上に袋を重ねて包丁を当てるようにしてください。
洗い物の際に落としにくい油汚れを事前に予防できます。
【温め調理は電子レンジを使用】
湯せんや温め調理には鍋でなく、電子レンジを使用しましょう。
最近のレシピでは和え物や煮物といった幅広いジャンルの料理もレンジで作れることが多いので、どのメニューも出来るだけ使用器具が少ない方法で調理するよう心がけることによって洗い物を格段に減らせます。

続いては、「食器」の洗い物を減らす方法をご紹介します。

【ワンプレートごはんや丼ものをメニューに取り入れる】
ワンプレートごはんや丼ものは、食器が一つで済むので非常に便利。
配膳や下げる作業もラクチンです。
【使い捨ての食器を使用する】
100円ショップ等でも簡単に手に入る使い捨てタイプの物を使用すれば、食器の洗い物はゼロに。
毎回食器を取り換える費用は掛かってしまいますが、水代の節約にも繋がるでしょう。
【料理を取り分けない】
中華料理のように大皿や調理器具から直接食べることにより、食器の使用数を減らせます。
特に、大人数のご家庭におすすめの方法です。

④デリバリー&テイクアウトで気分転換

毎日の自炊に疲れを感じた場合、無理は禁物。
たまには休息のためにデリバリーやテイクアウトに頼ってみるのもアリだと思います。

宅配ピザ・寿司等のデリバリーの他、外出自粛が呼びかけられる中で衰退している外食産業が新たに手掛け始めているテイクアウト用のメニューを利用するのも良いですね。

毎日のことになってしまうと栄養バランスや免疫力の低下が懸念されるので、適度に取り入れてみてください。

外出自粛中におススメの食材

自宅にいる時間が長くなるほど運動不足やストレスを原因とした「むくみ」を感じやすくなりますが、食べることでその改善が見込める食材をご紹介します。

抹茶


利尿作用のあるカリウムと、脂肪分解効果のあるリパーゼという酵素を含むカフェインが豊富な抹茶。
どちらもむくみ改善に役立つ成分として知られています。

バナナ


バナナは抹茶同様にカリウムを多く含むほか、整腸作用のある食物繊維が豊富な食材です。
カリウム含有量は生のフルーツではトップクラスで、アボカドとドリアンに続く第3位を誇ります。

長芋


長芋もカリウムが豊富な野菜です。
さらに食物繊維やビタミンB群といった消化機能を助ける栄養素も多く含んでおり、代謝を活性化してむくみ予防に繋げることが出来ます。

ほうれん草


カリウムや食物繊維、さらに赤血球を構成する葉酸や鉄分量の多いほうれん草。
冷えを解消して血行を良くすると共に、むくみ予防にも効果のある野菜です。

次項では、ここまでご紹介した食材を用いて簡単に作れるむくみ改善レシピを2つご紹介していきます。

むくみ改善レシピ①:『抹茶とバナナのミックスジュース』

むくみ改善効果を持つ「お茶」と「バナナ」をまとめて摂れるミックスジュースのレシピです。
下準備さえ済ませていれば、朝ごはんにもサッと作って頂けます。

材料(2人分)
  • バナナ 2本
  • 牛乳 200ml
  • 粉末抹茶 4g
MEMO
バナナは皮の表面にシュガースポット(茶色い斑点のようなもの)が現れたら食べ頃のサインなので、そういったものを使用するのがおススメです。
砂糖を使用していないにもかかわらず、食材本来の自然の甘みをたっぷり堪能できます。

下準備

ジュースを作る6時間前頃のタイミングで下準備をしておきます。
準備と言ってもバナナを一口サイズにちぎった後、ラップで包んでからジップロックに入れて冷凍するだけなので簡単です。

注意
※冷凍しすぎるとバナナの食感や風味が損なわれてしまうので、きちんと時間をはかっておきましょう。

手順

1.冷凍しておいたバナナと牛乳、抹茶をまとめてミキサーにかける。

注意
※抹茶は茶こしでふるいにかけておくことで、ダマの予防になります。
2.コップに移したら完成。

バナナの風味が強いので、お好みで抹茶の量を調節しても良いと思います。

むくみ改善レシピ②:『長芋とほうれん草の胡麻和え』

こちらにも、むくみに効く長芋とほうれん草の2食材が取り入れられています。
加熱したほうれん草の柔らかさに長芋のシャキシャキ感がアクセントを加えた、食感楽しい一品です。
柚子の香りに食欲をそそられます。

材料(2人分)
  • ほうれん草 100g
  • 長芋 100g
  • 柚子の皮 適量
  • お湯 1000ml
  • 塩 小さじ1
  • ☆砂糖 大さじ1/2
  • ☆醤油 大さじ1/2
  • ☆白すりごま 大さじ1
  • ☆ごま油 大さじ1
  • ☆顆粒和風だし 小さじ1/2

下準備

ほうれん草をよく洗い、土や汚れを落とす。

手順

1.鍋にお湯を入れて中火にかけ、塩とほうれん草の茎部分を加えて30秒ほど茹でる。
2.葉の部分も加え、さらに15秒ほど茹でてからザルにあけて冷水で冷やす。

注意
※茹ですぎてしまうとぬめりが出てくるので、適切な時間を守るようにしましょう。
また、鍋のサイズが小さければカット後にほうれん草を茹でても問題ありません。
3.水気をしっかり切った後、5cm幅にカット。
4.長芋を細い短冊切りにし、柚子の皮はみじん切りにする。
5.ボウルに3と4、さらに☆の材料を加えてよく混ぜ合わせる。
注意
※その際、柚子の皮は半分だけ入れる。
6.お皿に料理を盛りつけ、残しておいた柚子の皮を綺麗に飾り付けたら完成。

どちらのレシピも調理にあまり時間がかからず、使用器具も少なくて済むのでラクチン。
アレンジを加え、オリジナリティ溢れる一品に仕上げても楽しいですね。

外出自粛中の自炊を楽しく乗り越えよう

以上、無理なく自炊を続けるための4つのコツと、外出自粛中に気になる「むくみ」の予防・改善に繋がる簡単レシピをまとめてきました。

これから長期的に続きそうな自粛生活をどれだけ楽しめるかで自炊へのモチベーションは変わってくると思いますが、自宅にいる時間が長くなるほど健康に支障をきたす可能性が高まってくるので是非とも健康に配慮した食事を摂るよう心がけて頂きたいところです。

今回ご紹介したコツやレシピも活用しながら毎日の自炊を乗り切っていきましょう。