「寒天のダイエットメニューが知りたい」
「なぜ寒天はダイエットにいいのか知りたい」
このように考えている方もいると思います。
そこで今回は、寒天のダイエットメニューから注意点、なぜ寒天はダイエットにいいのかについて詳しく説明していきます。
寒天とは?なぜダイエットにいいの?
寒天の原材料は、天草・オゴノリという紅藻類です。これらを煮て、出てきた粘液を凍らせた後に乾燥させてできたものが寒天になります。
寒天の種類には以下のように3つあります。
- 棒寒天:棒状になっているもので、必要な量をちぎって使用する
- 糸寒天:ところてんを乾燥させたもの
- 粉寒天:棒寒天や糸寒天を粉末状にしたもので、粉末寒天とも呼ぶ
寒天の栄養成分のほとんどが食物繊維です。8割食物繊維で、残りの2割に水分・ミネラル・カルシウム・カリウムなどが入っています。
食物繊維には「水溶性食物繊維」「不溶性食物繊維」があり、それぞれ効果が異なります。
- 水に溶けてゲル状になって便を柔らかくする
- 腸内で糖・脂肪の吸収を遅らせる
- 善玉菌の餌になりやすい ・水に溶けずに便の暈を増やす
- 腸壁を刺激して腸の運動を活発にさせて便通を促す
この豊富な食物繊維には、便秘解消・食べすぎ防止などの効果が期待できるためダイエットにピッタリな食べ物といえるでしょう。
おすすめの寒天ダイエットメニュー
それでは、寒天を使用したおすすめのダイエットメニューを紹介していきます。
寒天でプリン?プロテインプリン
運動も取り入れている人はタンパク質の量も気にしていると思います。そんな方におすすめなのがプロテインプリンです。作り方も簡単ですので、ぜひ試してみてください。
● 体脂肪牛乳 50cc〜75cc
● 粉寒天 1g
● 水 50cc
● プロテイン(好きなフレーバー) 約15g
1. プロテインシェイカーにプロテイン15gと低脂肪牛乳50cc〜75ccを入れてプロテインが溶けるまで振る
2. 鍋に水50ccと粉寒天1gを入れて火にかけ、粉寒天を溶かす
3. 粉寒天が溶けたら火を止めて「1.」を「2.」の鍋に入れて混ぜる
4. 好みのカップに注いで粗熱を取り、その後冷蔵庫で冷やす
プロテインが溶けにくい場合があります。その際は低脂肪牛乳の量で調整しましょう。
低脂肪牛乳の部分は豆乳や水でもOKです。
レンジでできる!?卵と寒天の中華スープ
小腹が空いたときにパッとできるスープです。簡単なのに美味しいので食べすぎに注意してください。
● 卵 1個
● 鶏ガラスープの素 小さじ1
● 糸寒天 適量
● お湯 150cc
1. コップなどに卵を溶き混ぜ、鶏ガラスープの素を入れてお湯150ccを注ぎ混ぜる
2. 糸寒天を細かく切り「1.」に入れて混ぜてラップをしてレンジで2分温めるだけ
ダイエット中におすすめ!寒天生チョコ
生チョコといっても、寒天とおからパウダーで作っているからヘルシー。ダイエット中でも甘いものを我慢しないで食べたい方におすすめする寒天生チョコです。
● 牛乳 300cc
● 寒天 2g
● パルスイート 10g
● 純ココア 大さじ4
● おからパウダー 20g
● 純ココア(仕上げ用) 適量
1. 牛乳100cc・パルスイート10g・純ココア大さじ4・おからパウダー20gを混ぜ合わせる
2. 鍋に残りの牛乳200cc・寒天2gを入れて火にかける
3. 「2.」が温まってきたら「1.」を加えてしっかり溶かし混ぜ合わせる
4. 沸騰したら火をとめて粗熱を取り、器に入れて冷蔵庫で固める
5. 固まったら好きな大きさに切って純ココアをまぶして完成
寒天ダイエットの注意点
ダイエット効果を上げるために寒天をたくさん食べるというのは間違いです。
食べすぎてしまうとダイエットどころか健康を損ねかねませんので注意してください。
寒天に含まれている食物繊維は糖・脂肪などの吸収を遅らせる働きがある一方でビタミンなどの吸収を妨げてしまう恐れもあります。
そのため、寒天を過剰摂取するとビタミン不足になる可能性があるといわれていますので、1日の摂取量目安の約6gをしっかり守って健康的にダイエットを行いましょう。
また、寒天だけでは必要な栄養を摂ることはできません。そのため、健康的にダイエットするためにも他の食事でしっかり必要な栄養を補いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いくら寒天が低カロリーでダイエットにいいからといって食べすぎてはいけません。
今回紹介したダイエットメニュー以外にもたくさんのレシピが存在します。ぜひ、自分好みに合うダイエットメニューを見つけてみてください。
注意点をしっかり守って健康的にダイエットを行いましょう。