【新宿区】おすすめウォーキングコース・ランニングスポットをご紹介!

「世界の駅別乗降者数ランキング」第1位の新宿駅をはじめ、毎日大勢の人々が行き来する東京都新宿区。
日本歌舞伎町のような繁華街、高田馬場のような学生街のイメージが大きいですが、比較的平坦な道が多いことからウォーキングやランニングで利用されることも多いエリアとなっています。

今回は、そんな新宿区内でおすすめしたいウォーキングコースとランニングスポットをまとめてご紹介いたします。

新宿区内おすすめウォーキングコース

神楽坂駅~市ヶ谷駅コース


新宿区の中でも落ち着いた雰囲気のある「神楽坂駅」から、会社員や学生の姿が多く見られる「市ヶ谷駅」までを巡るコースです。

所要時間:40分
距離:約4km / 歩数:約5700歩
消費カロリー目安:約186kcal

A.神楽坂駅

「神楽坂駅」周辺には落ち着いた大人向けの飲食店が複数並んでいます。
日本特有の古き良き雰囲気が、日本人だけでなく海外の観光客からも大人気。
フランス風の異国情緒まで感じられるスポットとして話題のエリアです。

B.牛込見附跡

JR飯田橋駅西口の早稲田通りに面して石垣が残存する「牛込見附跡」
1639年(寛永16年)に阿波徳島藩の初代藩主・蜂須賀忠英によって築かれた当時、紅葉の名所として有名でした。

MEMO
“見附”とは橋を含めた江戸城外郭門のことで、江戸城三十六見附の中でこれが最も江戸の遺構が残存する見附となっています。

C.神楽坂通り

神楽坂のメインストリートとして親しまれる「神楽坂通り」には数々の飲食店が立ち並んでおり、横切るだけでも楽しいです。

散歩中に路地裏のお洒落なカフェによってひと休みするのも良いですね。

D.毘沙門天善國寺

「毘沙門天善國寺」は、1595年(文禄4年)に徳川家康公によって創建された日蓮宗の寺院。
“神楽坂の毘沙門様”の名で広く知られています。

MEMO
毘沙門はインド出身の神様ですが、日本では七福神の一人に数えられる存在。
願いを叶えてくれる神様として祀られています。

E.兵庫横丁

「兵庫横丁」は、テレビや映画の撮影でよく使用される石畳の小路です。
道幅が狭いのが特徴で、神楽坂周辺で最も古い道として知られています。

MEMO
鎌倉時代に“兵庫”と呼ばれる武器倉庫があったことが、名前の由来だそうです。

F.市ヶ谷駅

終着地は、新宿区と千代田区の境にあるアクセス環境抜群の「市ヶ谷駅」
神楽坂の落ち着いた雰囲気を満喫しながら歩ける魅力いっぱいのコースを堪能してみてください。

信濃町駅~新宿三丁目駅コース


落ち着いて歩きやすい環境の「信濃町駅」から、遊びや買い物に困らない「新宿三丁目駅」までを巡るコースです。

所要時間:50分
距離:約3.7㎞ / 歩数:約4600歩
消費カロリー目安:約150kcal

A.信濃町駅

「信濃町駅」周辺には、緑豊かで坂道の多い街が広がっています。
商業施設があまりなく、人通りも少ないので散歩するには恵まれた環境です。

B.新宿御苑

新宿駅まで徒歩圏内とアクセス環境の良さを誇る「新宿御苑」
“都心のオアシス”と言われるほど整備の行き届いた清潔な公園で、四季折々の風景を堪能できます。

近隣には多くのオフィスが立ち並び、会社員向けのコスパの良い飲食店が豊富に揃っているので、のんびり過ごしたい日のお出かけスポットにもおすすめの場所です。

C.内藤新宿分水散歩道

「内藤新宿分水散歩道」は、新宿御苑沿いにある散歩道。
全長約540mのやすらぎの空間を無料で歩けます。

D.太宗寺

1596年(慶長元年)、僧の太宗が開いた草庵が前身と言われる「太宗寺」

MEMO
境内の閻魔同内には高さ4.7mにもなる都内最大の閻魔大王像が安置され、“内藤新宿のお閻魔さん”の名で親しまれています。

E.花園神社

新宿の真ん中に位置する「花園神社」は、緑豊かな都心のオアシス。

境内摂社には商売繁盛のパワースポットとして有名な「芸能浅間神社」があり、大勢の芸能人の名前が書かれた札が連なっています。

F.新宿三丁目駅

新宿エリアの主要施設にアクセスしやすい「新宿三丁目駅」が終着地点。
散歩後は、ショッピングを楽しみながらリフレッシュした気持ちになれます。

早稲田駅~高田馬場駅コース


早稲田高田馬場、2つの代表的な学生街を巡るコースです。

所要時間:約50分
距離:約4km / 歩数:約6000歩
消費カロリー目安:約160kcal

A.早稲田駅

早稲田大学をはじめ、学生の利用者が多い「早稲田駅」
レトロで落ち着いた雰囲気が流れる周辺エリアは、のんびり歩くのにピッタリの場所となっています。

B.早稲田大学

早稲田駅から徒歩約5分で到着する「早稲田大学」の早稲田キャンパス内には広大な敷地が広がっています。

MEMO
シンボルとなっている「大隈講堂」は、大学の前身である専門学校の創設者・大隈重信が亡くなったことをきっかけに建設されたものです。

C.甘泉園公園

新宿区の隠れ家的日本庭園。
かつてこの場所にお茶にピッタリの湧き水が流れていたことから「甘泉園公園」という名がつけられたそうです。

梅や桜、紅葉など季節によって様々な表情を楽しめます。

D.諏訪神社

高田馬場の学生たちから開運スポットとして知られる「諏訪神社」
毎月デザインが変更される御朱印を目当てに足を運ぶ方も多いようです。

E.高田馬場駅

終着地の「高田馬場駅」も含め、学生街の魅力を堪能できるコース。
1時間弱ほどの散歩時間があっという間に感じられます。

若松河田駅~早稲田駅コース


レトロで落ち着きのある「若松河田駅」から、学生街の「早稲田駅」までを巡るコースです。

所要時間;約60分
距離:約4.4km / 歩数:約6300歩
消費カロリー目安:約200kcal

A.若松河田駅

「若松河田駅」は、若松町と河田町の中間ほどの場所に位置する駅です。
周辺には老舗の喫茶店や古くからある公園が多く、ホッとするような空気感が漂っています。

B.厳嶋神社(抜弁天)

1086年(応徳3年)、源義家が戦勝祈願を行った広島県・厳嶋神社への御礼のために建立したとされる「厳嶋神社」

MEMO
彼が苦難を切り抜けたことや、境内が南北に通り抜けできることを理由に通称“抜弁天”の名で広く知られています。

C.箱根山

標高44.6mと都心築山では最高峰を誇る「箱根山」
江戸時代、尾張藩徳川家の下屋敷があった場所に築かれました。

D.漱石山房記念館

明治時代の代表的な作家・夏目漱石が生まれ育った街である新宿に彼の生誕150年を記念し、2017年(平成29年)に建てられたのが「漱石山房記念館」

彼に関する様々なオリジナルグッズが取り揃えられた1階のミュージアムショップは、記念館の入場券がなくても利用できます。

E.夏目漱石誕生の地碑

1966年(昭和41年)、漱石の生誕100周年という節目の年に建てられた記念碑が目印の「夏目漱石誕生の地」
彼の父親が名付けた「夏目坂」を少し上ったところに位置します。

F.早稲田駅

終着地の「早稲田駅」まで新宿の昔懐かしい雰囲気に浸れるコース。
帰宅前に駅周辺のお洒落なカフェでひと休みしていくのも良いですね。

新宿区内おすすめランニングスポット

①新宿中央公園

スポットの特徴
    • 信号なし
    • 2種類のランニングコース (内周約900m・外周約1.1km)

※外周コースは、アップダウンが激しいです。

新宿都庁の裏、都会の真ん中に位置する「新宿中央公園」はランニングの定番スポット。
信号がないので混雑を気にすることなく、公園内を自分のペースでぐるりと一周できるのが大きな魅力となっています。

都会の中でも集中して運動したいランニング中級者におすすめです。

②新宿御苑

スポットの特徴
    • 売店あり
    • 2種類のランニングコース (内周約2.6km・外周約3.7km)

※外周コースにはややアップダウンがあります。

おすすめのウォーキングコースでもご紹介した「新宿御苑」は、ランニング時にも利用できるスポット。

季節ごとに植え替えられる花々、緑豊かな環境に癒されながら快適に走れます。
初心者にはアップダウンの少ない内周コース、上級者にはややアップダウンがあって距離も長い外周コースがおすすめです。

まとめ

以上、新宿区内おすすめウォーキングコースランニングスポットをご紹介しました。

都心で混雑しがちなイメージのある新宿エリアは意外にも落ち着いて散歩やランニングが出来る場所が豊富なので、本記事の内容を参考にしながら自分の体力に合ったコースやスポットを見つけてみてください。

これから本格的に暑くなっていく中での運動時には、適度な水分補給と周囲の安全確認を必ず行うよう注意しましょう。