【在宅勤務が身体に悪影響?】気軽に始められる「簡単美容テクニック」

今日、「在宅勤務」が確立されつつある日本社会において心配される運動不足や肥満等の問題。
それらが人の健康・美容にもたらすデメリットは非常に大きく、何かしら解決策を取り入れなければ今後の生活に支障をきたしかねません。
本記事では、在宅勤務中の方やこれから始める方が気軽に始められる「簡単美容テクニック」をご紹介いたします。

座り過ぎに注意する

自宅で長時間デスクワークをしていると、気になってくるのが「座り過ぎ」問題。
筆者自身も切りが悪いとなかなか作業を中断できず、気づいたら3時間ほど座りっぱなしだったなんてことが多々あります。

しかし、同じ姿勢で居続けることによって私たちの身体にもたらされるのはデメリットばかり。
日頃から注意しなければ、自身の美容や健康を害してしまう恐れがあるんです。

具体的に長時間座りっぱなしでいることは、私たちの身体にどのような悪影響を及ぼすのでしょうか。

影響①:筋力低下

座りっぱなしでいる時間が長い人ほど下半身を中心に筋肉が落ちていくので、“下半身太り”を引き起こす原因になり得ます。
次第にしゃがんでから立つ動作さえもきつくなり、身体機能を低下させる恐れもあるので注意が必要です。

影響②:腰痛や肩こり

パソコンでの作業中は、画面をのぞき込もうとして前のめりになりがち。
そんな姿勢が続くと上半身の体重が腰回りに集中し、骨盤のゆがみと共に腰痛を引き起こす原因になります。

また、主に動かす指先以外の肘から首にかけた筋肉が固まって肩こりを生む可能性も。
これは顔の血流を悪くし、肌トラブルに繋がる恐れがあります。

注意
最近の研究では「座り過ぎ」が下半身の血流が圧迫し、死亡リスクを高めることが明らかに。
世界各国で注目される問題となっていますが、中でも“働きすぎ”の傾向にある日本人は世界一座っている時間が長いと言われています。

30分~1時間に1回程度は気分転換も兼ねて立ち上がるよう心がけ、血流を滞らせないように注意しましょう。
スタンディングデスクを用いて作業するのも一つの手です。

おやつを見直す

手を伸ばせばすぐにおやつを食べれる在宅勤務の環境下では、食べ過ぎへの注意も必要。
どうしても甘いものが食べたくなってしまった場合には、美容にプラス効果のあるものを選ぶと良いでしょう。

美容効果の高いおやつは?

美容に良いおやつの代表例は低カロリーの「フレッシュフルーツ」や「生野菜」、美肌・美髪効果のあるタンパク質を豊富に含む「チーズ」や「ゆで卵」等。

生野菜に抵抗のある方はフルーツと一緒にミキサーにかけ、スムージーにするのがおすすめです。
1杯で栄養をたっぷり摂取できるうえに腹持ちも良いので、朝食をこれに置き換える方も多いのだとか。
使用食材の持つ栄養素ごとに様々な効果を期待出来ます。

適切なおやつの時間

おやつを食べるのにおすすめの時間は“午後2時~3時”
この時間帯は体脂肪の蓄積を促すタンパク質「ビーマルワン」の活動量が1日のうちで最も低く、取り込んだカロリーをエネルギーに変えやすいと言われています。

水分を摂る

人の身体の60%を占める「お水」は、たっぷり飲むことで美容・健康の両方にメリットをもたらします。
具体的な内容は以下の通りです。

お水が身体にもたらすメリット
  • ストレスや睡眠不足の解消
  • 美肌&アンチエイジング効果
  • ダイエット効果
  • 便秘&むくみ改善
  • 疲労回復

こんなに多くの美容・健康へのメリットがあるにもかかわらず、今までは頻繁にトイレに行ける環境ではなかったためにあえて水分を控えていた方も多かったのではないでしょうか。
しかし、いつでも用を足せる在宅勤務となった現在の環境においては、そんな課題を意識せずにいつでも好きな時にお水を飲めると思うので積極的な水分摂取を心がけましょう。

MEMO
ベストは“1日に2リットルのお水”を摂ることです。

紫外線対策を行う

在宅勤務のメリットとして“メイクをしなくて良いこと”を挙げる人は多く、案外忘れられがちなのが紫外線対策。
外出しなくても、多少の紫外線は窓ガラスを通過して室内に差し込んでくるので注意が必要です。

毎日の積み重ねになると、後にシミ・シワを生む原因となりかねないので必ずUV(「日焼け止め」もしくは「SPF入りの化粧下地」)を使用するようにしてください。
日中のお直し用にはパウダー状のものが使いやすいです。

UVを塗る時間帯

肌は、朝日を浴びるだけでも乾燥します。
起床後すぐに塗るのが最適です。

自宅で出来る簡単トレーニングを行う

在宅勤務中、自宅で気軽に取り組めるトレーニング法は意外にも豊富です。
今回は、「座り過ぎ」によって心配される下半身太りを解決できるようなものを2種類ご紹介していきます。

トレーニング①:スクワット

    【鍛えられる筋肉】
    ・お尻
    ・ふくらはぎ
    ・太もも(特に後部を効果的に鍛えることが可能。)

下半身太りの予防だけでなく、ヒップアップ効果もあるトレーニング「スクワット」。
その中でもより下半身に負担をかけやすい“ワイドスタンススクワット”の手順をご説明します。

手順
    1.肩幅以上に足を広げ、つま先を少し外側に向ける。
    2.背中を曲げず、かかとに体重をかけながらゆっくりと腰を落としていく。
    3.床と太ももが平行になったところで初めの状態に戻る。

以上の手順を“20回×3セット”行うのが理想的です。

トレーニング②:その場ジョギング

    【鍛えられる筋肉】
    ・お尻
    ・ふくらはぎ
    ・太もも

「その場ジョギング」には、ダイエット以外に“冷え性改善による美肌効果”が期待されます。
身体の冷えを取り去ることで肌を乾燥から守り、結果的に様々な肌トラブルの解消に繋がるのです。

それではトレーニング手順の説明に移りたいと思います。

手順
    手順
    1.拳1つ分ほど足を広げ、両腕の脇を締める。
    2.実際に走っているのを想像しながら太ももを上げ続ける。

1日の中で20~30分を目安に行いましょう。
連続したトレーニングがきつい場合には、2回に分けるのがおすすめです。

まとめ

以上、在宅勤務中の方やこれから始める方が気軽に始められる「簡単美容テクニック」についてご紹介しました。
在宅でのデスクワークが長期化すると、肥満等の外見的な問題以外に心理的にも落ち込んでしまいがち。
そんな中で美容への意識を高めるのは、前向きな気持ちを保つために大切なことだと思います。

今回ご紹介したテクニックを活用し、自宅でも充実した時間を送って頂ければ嬉しいです!