【目黒区】おすすめのウォーキング・ランニングコースを紹介

はじめに

 

夏が近づいてきて、外で歩くのが楽しい季節になりました。

今回は、東京目黒区楽しくウォーキングとランニングができるスポットをご紹介します。

目黒区ってどんなところ?

目黒区は、閑静な住宅が立ち並ぶおしゃれな街です。

また、歴史が深く多くの文化財と自然に溢れています。

治安が非常に良いことも有名で、近年の犯罪発生率は東京23区の中で22番目ととても安全です。

ファミリー層から学生さんまで幅広く住んでいるので、どんな人でも住みやすい環境です。

また、坂道が多いとの声もありますが街灯が多く夜でも明るいので、ウォーキングとランニングには適した環境といえます。

では、そんな目黒区ランニング・ウォーキングができるオススメのコースをご紹介します。

目黒区のウォーキングコース 

駒場東大前駅〜池尻大橋駅コース

所要時間 50分 3.5km

 

消費カロリー 約190kcal

目黒区にある、多くの歴史が残る建物を巡るウォーキングコースです。

歴史が好きな人や、和の雰囲気を楽しみたい人にオススメしたいコースです。

駒場東大の今昔を感じながら歩いてみましょう。

A.駒場東大前駅

学生が多く集まる駒場東大前駅からスタート。

その名の通り東京大学駒場キャンパスに隣接しています。

商店街には多くの商店が並んでいますが、誘惑に負けずしっかりスタートしましょう。

B.駒場公園

駒場公園は、今は石川県となっている加賀百万石の当主であった、旧前田家の前田利為侯爵駒場邸跡です。

広い芝生と樹木が植えられているので、四季折々を感じることができます。

C.旧前田家本邸和館

平成25年に国の重要指定文化財に指定されました。

明治11年に設立されて以来、多くの人の手に渡ったものの、現在では一部の洋館と和館が観覧可能となっています。

D.日本近代文学館

明治以降、日本の伝統と海外の思想などが入り混じり、混迷を極めた日本文学の歴史がつまった日本近代文学館です。

1967年に現在の駒場に設立されて以来、文学を愛する多くの研究者や財団によって運営されています。

E.旧前田家本邸洋館

こちらは少し離れた場所にある洋館です。

若草色(黄緑色)の屋根赤レンガ張りが特徴の洋館です。

1階は無料の休憩所として開放されているので、ここで一息つきながら歴史を感じるのもいいでしょう。

F.日本民藝館

美術研究家であり、民芸運動の主唱者である柳宗悦により建てられました。

1999年に国の有形文化財に登録されました

1936年に竣工された旧館と、1982年に旧館の一部を改装して作られた新館があります。

G.駒場野公園・ケルネル田んぼ

オスカル・ケルネルという近代農業の基礎を築いた人物の名前がついた田んぼです

都会にいながら、のんびりとした田んぼの風景を見ることで、都会の喧騒をひととき忘れてみてはいかがでしょうか。

H.御用屋敷跡

現在は、案内板のみの少し寂しい場所ですが、徳川将軍鷹狩に来た際は食事や休憩を行なっていたとされる場所です。

I.上目黒氷川神社

災厄避け、学問成就などの御利益がある神社です。

鳥居のすぐ横に長い階段があるので、体力に余裕のある方は、ウォーキングの締めにしっかり身体を追い込みましょう。

J.池尻大橋駅

ようやくゴールです。

ここまで来れば、全身からほんのり汗が出て心地よい疲労感があるのではないでしょうか。

ウォーキングと合わせて、日本の文化の歴史を感じれるとても素晴らしいコースです。

池尻大橋駅周回コース

所要時間  45分 3km

 

消費カロリー 165kcal

先程の駒場コースでは物足りない方や、もっと自然に触れ合いたいという方にもオススメのコースです。

A.池尻大橋駅

都会でありながら自然も多く、暮らしやすさ抜群でファミリー層も多いこの場所からスタートです。

B.目黒天空庭園

大橋ジャンクションの屋上庭園で、非常に眺めが綺麗な場所です。

ただ歩くだけでなく、楽しい景色を眺めると自然とやる気もアップします。

C.菅刈公園

江戸時代には荒城の月で知られる、豊後の岡藩(今の大分県の一部)の屋敷がありました。

かつて庭園の名所と言われた場所で、優雅な時間を過ごしながら汗を流しましょう。

D.西郷山公園

春は河津桜の名所であり、冬の晴天時には富士山を望める丘もあります。

人工芝や滝といった、四季折々の景色を見たい方にはうってつけのウォーキングエリアです。

E.寿福寺

元和元年(1615年)に創建されたお寺です。

実はオカメ桜の名所で、先程の西郷山公園の河津桜と合わせて桜スポットとなっています。

F.東山イチョウ並木

東京でイチョウの並木といえば神宮外苑が有名ですが、紅葉と合わせてイチョウ並木を望めるスポットです。

晴天の午後の木漏れ日は非常に綺麗で、昼でも夜でも楽しいウォーキングスポットになっています。

G.東山貝塚公園

東山貝塚跡に作られた、東京の三大貝塚の1つです。

5000年前の古代人の生活が覗き見れるうえ、公園の真ん中には湧水のせせらぎが聞こえてきます。

H.池尻大橋駅

池尻大橋駅の周回ウォーキングもこれで終了です。

自然がたくさんある場所なので、晴れた日や春先と秋頃がウォーキングにオススメの時期となっています。

祐天寺駅周回コース

所要時間40分 3.0km

 

消費カロリー 160kcal

A.祐天寺駅

明顕山祐天寺の最寄駅として知られる祐天寺駅からウォーキングをスタートです。

閑静な住宅街に多くの商店街が立ち並ぶスポットで、お気に入りのスポットを見つけてみてはいかがですか?

B.祐天寺

江戸時代中期に祐天上人が開山し、高弟の祐海上人創建したというお寺です。

春には本堂までの道に桜が咲いており、荘厳な佇まいに姿勢を正して先を進みましょう。

C.累塚

祐天上人の有名な話であり、「累ケ淵」という名で歌舞伎の演目にもなった、逸話を元に作られた塚です。

D.蒸気機関車の主動輪

鉄道ファンにはたまらないC57117号蒸気機関車主動輪です。

みよし通りの、平塚幼稚園の入り口前近くに一際大きな車輪があるので分かりやすいでしょう。

E.蛇崩川緑道

目黒川に合流する小さな川です。

その名前の由来は、赤土が崩れて蛇行してるように見えたことからきています。

F.芦毛塚

一説によれば、増水していた蛇崩川に落ちてしまった、源頼朝の愛馬「芦毛」を弔うために作った塚とされています。

G.祐天寺駅

祐天寺駅に帰ってきてゴールです。

戻ってくる頃には、お気に入りのスポットがきっと見つかるはずです。

決められたルートだけでなく、たまには寄り道してみるといい発見があるかもしれません。

 

TOPIC!

着地に気をつけよう「ヒールコンタクト」

ウォーキングやランニングをする際、脚をどう着地させるかによって足首への負担は変わってきます。

長い時間歩くと足首が痛い方や膝関節が痛む方は、歩き方に問題がある可能性が高いです。

そこで、ヒールコンタクトを意識してみると歩き方が改善される場合があります。

ヒールコンタクトとは、歩く時に踵から着地することで、そのまま母指球へと体重を乗せていきます。

このように歩くことで、脚の筋肉を均等に使うことができ、関節への負担は軽減されます。

つま先から着地していると、ハムストリングスと呼ばれる太ももの筋肉が使われません。

この歩き方だと、歩きながら常にブレーキをかけてるという不自然な歩き方になります。

外反母趾特別な理由がない限りは、このヒールコンタクトを心がけると負担なくウォーキングやランニングを楽しめます。

 

目黒区のランニングコース

では、続いてランニングコースです。

基本的に起伏が少なく、車通りが比較的少ない場所がランニングのオススメコースとなります。

林試の森公園周回コース

目黒区で非常に大きい公園の周回コースです

広場やキャンプもあり、家族連れが多く賑わっています。

1.2kmほどの短いコースですが、周回が容易であることと、アスレチックなどを使うことによりクロスカントリーの要素を盛り込めます。

コースをアレンジして、自分だけのオリジナルコースを作ることも楽しめます。

木陰が多いので、夏でも日差しを気にせず走ることができます。

目黒川沿いコース(亀の甲緑地〜池尻大橋周辺)

約4kmのコースです。

真っ直ぐな道のりと、高低差のない走りやすいコースです。

人通りも多いので、女性でも安心して走ることができ、昼夜問わず快適に走ることができます。

周りにはオシャレなカフェやショップも多く立ち並ぶので、楽しくランニングすることができます。

春には満開の桜が咲いて、普段は名前の通り緑の多い川沿いでのんびり走りましょう。

まとめ

いかがでしたか?

目黒区は、歴史と文化と自然に溢れた地域です。

商店街やショップも多いので、ウォーキングがてらお買い物もできます。

また、ウォーキングとして紹介したコースはいずれもランニングもできる場所になっているので、長い距離を走りたい方は1つにまとめたコースにしても良さそうです。

自然に囲まれた空間で楽しくウォーキングとランニングを行いましょう。